韋駄天

idatenzou

元々は、ヒンドゥー教の神様で、仏教に取り入れられ『韋駄天』として親しまれています。元の名前は「跳ぶ者」という意味の「スカンダ」といい、音写したものが『韋駄天』です。俗説には、仏舎利(ぶっしゃり)を盗んだ捷疾鬼 (しょうしつき) を追いかけて取り返したというので、足の速い神とされ、足の速い人のことを『韋駄天』というようになりました。

韋駄天が釈尊のために方々を駆け巡って食物を集めたとの俗信に由来して、「御馳走」という言葉が出来きたといわれています。